2005年08月04日

●読書離れ

「未だにボキャブラリーが昔のままで成長しない人に対して、
逆に力強さを感じるよね」
(リリー・フランキー「テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進」)


2003年、経済協力開発機構(OECD)が加盟40カ国・地域の15歳を対象に実施した国際的な学習到達度調査の結果で、前回(2000年)8位だった「読解力」がOECD平均レベルの14位に後退した。また、今年1月から2月にかけ全国の16歳以上の男女3千人を対象に、文化庁が行った日本語に関する世論調査では、いいか悪いか判断がつかなかった時に「ビミョー(微妙)」という言葉を使う人が半数に上り、10代では96%を超えるという。さらに同調査結果によると、「ヤバイ」を肯定的な意味で、「ウザイ」を不快感を表すときに使う10代が70%に達するそうだ。


「何を偉そうに」と誤解される前に断っておくと、俺もこれらの言葉はときどき使う(限定的にとフォロー)。とりわけ話し言葉は移り変わり行くもので、なにも日本語に限ったことではない。だが、どうしても不快に感じてしまう(ウザイ)言葉もある。卑近な例で非常に恐縮するが、「○○円からお預かりします」「以上でよろしかったですか?」などの類だ。学生のアルバイト店員なら許容できるが、社員となると本人のみならず店の知性まで疑ってしまう。とはいえ、やはり若者が圧倒的によく使う。さらに、若年層が頻繁に利用する客単価の安い店(ファミレス、ファーストフード・・・)に顕著であることから、店・客間で伝播しているのであろう。


言葉の乱れや表現力の乏しさの背景に、日本人の読書離れがあるといわれる。これを裏付けるデータは数多くあると思われるが、前述のOECDの調査によると、日本では小説など長く複雑な文章を読む生徒が3%と加盟国中最低であるそうだ。同調査の対象は15歳であるが、読書離れは子供に限ったことではない。読書量の低下は、哲学的思考力の後退につながり、読書によって養われる読解力や表現力の差は、入試やビジネスにも表れる。


先日、「文字・活字文化振興法」が国会で成立した。

国民が本や新聞など活字に親しみやすい環境の整備を図ることを目的とする文字・活字文化振興法が、22日午後の参院本会議で可決し、成立した。近く施行される見通しだ。(読売新聞)

文化の振興を推進する法の成立は歓迎したい。


ところで読書量といえば、「知の世界」を構築する評論家・ジャーナリストの立花隆、「腐れきったこの社会に一石を投じる」漫才師ルサンチマンの浅川渉が有名である。後者はこの夏、彼の地元阿南市でライブを行うようだ。

遂に、遂に公開!「お笑いバブルの申し子達に捧げる鎮魂歌(過激バージョン)」数々のネタ見せにて出禁を喰らい、他の芸人を敵に回し、ルサンチマンを不幸に導いた問題作。異常天才・吉尾信介の妄想と偏見に満ち溢れた狂気の世界観。怪気炎を上げる!

みんな来てくれ。友達を連れて来てくれ!いっぱい人を集めてくれ!
俺らのこと嫌いな輩も野次りに来い!覗き見も歓迎!

…けど、誰一人来んでもやっとるからな。
その封印が阿南にて解かれる。


ライブ情報はこちら


Posted by yu-topian at 2005年08月04日 23:10
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