2006年06月02日
●街の映画館
かつて隆盛を極めた映画館を取り巻く環境は、いま非常に厳しい。DVDやビデオが普及し、郊外にシネコンが登場したことなどによって、客離れに歯止めがかからない。徳島市内の映画館は次々に幕を降ろした。そんな中、市内で唯一営業を続ける「徳島ホール」。ダ・ヴィンチ・コードを観に行ってきた。
市役所や駅から近い立地にあるこのホール。駐車場はない。平日の午後3時半、自転車で訪れると、駐輪場に女子高生や中高年の姿が。考えてみると、車の運転ができない人たちにとって、市外のシネコンまで観に行くことは容易ではないだろう。この映画館は非常に貴重なのかもしれない…。
老朽化したビル。(演出ではなく)暗い館内。新しく華やかな映画館と比べると、明らかに見劣りする。3階でチケットを買った。金曜日は男性1000円とのこと。通常1800円だから結構安い。大勢が集まる「北島シネマサンシャイン」に男性割引はない。案内によると、ドライバー(有料駐車場)割引もあるとのこと。
これは結構いいのでは、と思いながら入場して着席。開演数分前にもかかわらず、席は選び放題だ。しかし、スクリーンの大きさや音響設備は、北島―に及ばない。それでも、昔から市民に愛されてきた趣のようなものが少し感じられる。25歳。そういう歳だ。
映画の内容はさておき、合理化という大義名分の下、昭和の雰囲気を残す「文化の灯」が消えていくことには、少なからず寂しい思いがする。250円のポップコーンを食べ、160円のお茶を飲みながら、また来なければならない気がした。

Posted by yu-topian at 2006年06月02日 23:37
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