2006年06月23日
●青空文庫と著作権
芥川竜之介、森鴎外、夏目漱石、太宰治、寺田寅彦…
文豪の作品がタダで読める。
「青空文庫」は、作者の死後50年を経て著作権の消滅した作品などを公開している。入力、校正、しかも無料で配布という大変な作業には頭が下がる。パソコンだけでなく、携帯電話やiPodなどでも利用されている。
読み方は、
①テキストデータをダウンロード。
②そのままテキストファイルを開くと読むことができるが、閲覧ソフトを用いれば、縦書き表示したり、文字の大きさを自由に変えたりできる。
フリーの閲覧ソフトは「smoopy」が、軽くてシンプルでおすすめ。
「扉~とびら~」は細かく設定ができる上、検索も行える。
徳島市出身の海野十三(1949年没)や鳥居隆蔵(53年没)、阿南市出身の北条民雄(37年没)の作品も収録されている。
現在文化庁は、著作権保護を作者の死後50年から70年に延長しようと、著作権法の見直しを進めている(2004年、映画は公開後50年から70年に改正された)。アメリカ政府が「年次改革要望書」で要望しているらしい。とすれば、日本政府は郵政民営化のようにこれに従うだろう。
もし延長されれば、新しく著作権切れになる作家が20年間現れない。青空文庫にはどう影響する?
たとえば、前述の徳島県出身の作家は、いずれも死後70年未満。保護期間が70年だと、2006年現在では著作権がまだ切れていないことになる。著作権法が過去にさかのぼって適用されるものに改正されれば、青空文庫からも消えることに。
将来何か新しい「本を読む手段」が登場したとき、電子データの価値は今よりももっと高まるだろうから、青空文庫の収録作品数は多いほうがいい。
延長反対!
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