2006年03月28日
●忙中閑
ガーーーッ(左回転)、ヒューン(ニュートラル)、ガーーーッ(右回転)…
軽快に回る洗濯機の音が響く部屋で、流しに溜まった食器を洗い始める。
ジャーーーッ、ゴシゴシ、ビシャーーッ…
…仕事から疲れて帰ってきた夜に、こんな音ばかりでは気が滅入る。
洗い物を一旦やめ、手を拭いてPCを立ち上げて音楽を掛けた。
Mooooooooon riveeer♪ wider than a mile
I'm crossin' you in style some day
Old dream maker, you heartbreaker
Wherever you're goin', I'm goin' your way~♪
(Aretha Franklin『Moon River』)
ドキドキする。テナーサックスがたまらない。
NO SWING NO LIFE
ガタンッ!ガコッ、ピーッ、ピーッ、ピーッ。
洗濯が終わったようだ。
新聞の天気予報を確認して、洗濯物を干す。
そして驚いた。
全部、Yシャツと下着なのだ──。
2006年03月15日
●漫才師ルサンチマン@新宿 其の4 -獄中劇団員-
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新宿シリーズ最後のネタは、青く輝くイルミネーションを背景に、ライトアップされてますます存在感を示す真っ赤な「LOVEオブジェ」の前。ごく暗い無彩色のルサンチマンがさらにその前に突っ立ち、奇声をあげると、ちらほらと通行客が集まり、ストリートライブと化した。
あたたかい表情で見守るお客さんの中には、携帯カメラのシャッターを切る人も。彼は一体誰を写真に撮ったのか分かっているのだろうか。テレビで見たことある芸人の誰かだと思い込んでいたのではないだろうか。
いやそんなはずはない!きっとルサンチマンのファンになったのだ。そして他のお客さんも、決して、ただ信号が変わるのを待っていただけではないはずだ…。
■漫才師ルサンチマン@新宿シリーズ
其の1 -サイドビジネス-
其の2 -神様-
幕間劇其ノ壱 -闇の街-
其の3 -セレブと牛丼-
幕間劇其ノ弐 -闇のアジト-
サイコドラマ&フリートーク
2006年03月12日
●人は変わる。確かなものなどない
平易な日々にいくらか倦み弛み、漫然と仕事をこなしていると思っていたが、いざ辞めるとなると実に感慨深いものだ──。
2月末付けで、2年間お世話になった職場を退職することになった(このエントリーは2月末に書きました)。そして3月から新しい仕事が始まる。俺は何かの区切りに到達すると、自然とその出発点に思いを馳せる。2年前を振り返ると、考え方などが随分変わったと思う。
わずか2年前に、絶対だと信じ、金も時間も情熱も、全てを注ぎ込んでいたことが、今は全く魅力を感じることがなく、どうでもいい。少し極端かもしれないが、そんな風に感じることがある。当時熱心であったほど、それは虚しい…。
と、これまでは時間を空費したり、$#!Tな女に振り回された過去の自分を幼稚に思い、失せてしまった情熱に虚無感を感じることがあったが、最近はその考え方を改めた。
人は変わるのだ。
人は変わるのが必定なのだから、過去の自分と比較して虚しいと感じることに意味はない。反省するのはいいが、過去の自分自身を卑しめるべきではない。そのときの自分も「本当の自分」に違いない。
2月26日。このブログを始めて1年がたった。過去ログを読むと、なぜこんなことを書いたのかと実に面映い。だが間違いなく俺が書いたのだ。催眠術にかかっていたわけではない。無論このエントリーも例外ではない。
もし「自分探しの旅」に出る人がいたらこう言いたい。そんなものは探さなくてもお前はお前だ。かっこ悪い自分も、誉れな自分も、「何がしたいかのか分からない、したいことが見つからない」自分も、今そこにいる「本当の自分」なのだ。
厳密に言えば、時々刻々と人は変わっている。明日起きれば、爪も髪の毛も少し伸びている。細胞は繰り返し生まれ変わっており(代謝)、昨日の自分と完全に一致することはない。人は変わっていくのが当然で、確かなものは何もない。唯一分かっていることは、いずれ死ぬということだけである。
