2008年08月22日
●消えゆく伝統の舞
神社でもう一本。
過疎地域でも、お盆には家族や親戚が帰省し、にぎやかになる。15日、標高約700mにある三好市山城町粟山(あわやま)の大西神社では、徳島県の無形民俗文化財に指定されている鉦(かね)踊りが奉納され、多くの人が見守った。
200年以上続くと言われる伝統行事だが、後継者不足で「いつまで続けられるじゃろか」と保存会の会長。女人禁制だったが、近年は女性や別の集落からも踊り手を集めて行っているという。
10年後も鉦踊りは見られるだろうか。市教委から委託された業者が、ビデオカメラで踊りの映像を記録していた。

天狗が先導し、鳥居をくぐった保存会の踊り手が輪を描くように踊り込む

輪の中心で総代が口上を述べる。故人の冥福や集落の平穏を願った

鉦や太鼓の音に合わせて踊ると、強い日差しに照らされた濃い影が伸びたり縮んだり

おつかれさま
2008年08月21日
●神も仏も
久しぶりに話す友達から電話があった。相手はかなちゃん。天然で通っている。
特に用はなかったようで、近況を尋ねると「最近、神社に凝っている」という。話を膨らませるため、どこに魅力があるのかと質問した。
- か
- 「鳥居の形とか」
鳥居の形か…。膨らまない。では好きな神社はどこかと聞いてみた。
- か
- 「えーと、太龍寺(たいりゅうじ)」
寺やんか!鳥居ないし!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
太龍寺は、真言宗の開祖・空海ゆかりの地を巡る四国遍路の21番札所だ。三好市池田町にある箸蔵寺(はしくらじ)も、空海が開いたとされる古刹で、太龍寺のようにロープウェイで参拝できる。ただ、箸蔵寺は金刀比羅神社(香川県琴平町)の奥の院でもあり、神仏習合の特徴を色濃く残す。つまり、寺なのに鳥居がある。8月4日(はしの日)、恒例の箸供養が行われた。

ほら貝の音が鳴り響く中、護摩を焚く僧侶たち

使われなくなった箸や護摩木を燃やし、諸願成就を願う

燃え尽きた灰の上を素足で歩く火渡り
電話での会話は、写真を載せるためのふりでした。かなちゃんごめん。
